資本利益率を最大化するEPC 4.0

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資本利益率を最大化するEPC 4.0

新しいデジタル時代を迎え、ビジネス界は変化し、競争が激化していることに疑う余地はありません。産業界はドキュメント中心の手動プロセスから卒業して、プロジェクトをデータ駆動の設計、調達、実行へと変革していかなければなりません。そうすることで、安全性の向上、コスト削減、遅延の回避が可能となり、資本利益率を最大化できます。

資本利益率を最大化するEPC 4.0

新しいデジタル時代を迎え、ビジネス界は変化し、競争が激化していることに疑う余地はありません。産業界はドキュメント中心の手動プロセスから卒業して、プロジェクトをデータ駆動の設計、調達、実行へと変革していかなければなりません。そうすることで、安全性の向上、コスト削減、遅延の回避が可能となり、資本利益率を最大化できます。

巨大プロジェクトの98%でコスト超過と遅延が発生している

この20年間、大半の業界が新しいテクノロジーを採用して業務プロセスを再定義し、社員を教育して、生産性を大幅に伸ばしてきました。製造業の生産性はおよそ2倍に向上しました。しかし、建設業界における投資プロジェクトの生産性は1990年代からまったく変化していません。今日の競争市場において、これは大問題です。

巨大プロジェクトの98%でコスト超過と遅延が発生していることがマッキンゼーの最近の調査*で判明しました。コストは当初の予算から平均80%増加し、納期は平均20カ月遅延していると報告しています。

その大半がエンジニアリングと設計段階におけるデータの取扱いと保存の方法に起因しており、その損失額は契約金額の14.2%*を占めています。

ドキュメント中心の手動プロセスの問題点

今日、ほとんどのEPC(設計・調達・建設)コントラクターとオーナーオペレーターは、投資プロジェクトにもその運用にも、ハードコピーや電子文書を関係者間、部署間、部門間、企業間で回すというドキュメント中心のプロセスに依存しています。

データ中心のアプローチによりプロジェクトの実行を改善したSNC-Lavalinのデジタルトランスフォーメーション担当バイスプレジデントのRashaad Sader,氏の講演をお聞きください。

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設計、調達、建設、引渡しのプロセス中およびプロセス間で情報を回すたびに、ミスや矛盾の発生リスクが高まり、設計ミス、スケジュールミス、資材ロス、手戻り、コスト超過、ひいては生産設備の運転開始にもフール稼働にも遅れを来すことになります。そこで求められるのは、情報を一カ所に保存して変更管理を自動化できる一元管理の統合データ中心システムです。

Industry 4.0テクノロジーとワークプロセスを活用してコラボレーションを促進し、データを管理することによって、設備資産のライフサイクルを通してミスや遅延、プロジェクトコストの上昇を抑制することができます。

この戦略をEPC 4.0と呼んでいます。

EPC 4.0でプロジェクト統制力を回復

EPC 4.0は、プラント設備のデジタルツインの基盤として、エンジニアリングから設計、調達、建設、ハンドオーバー、運転、保守まで、プロセス全体のトラッキングとトレース、リンク設定が可能な統合デジタルプラットフォーム上でグローバルな規模のコラボレーションを可能にします。

EPC 4.0の仕組み

例えば、エンジニアが何らかの変更を加えると、P&ID(配管計装系統図)を手動で更新して再発行する必要はなく、また設備データシートをさまざまなシステムに格納しておく必要もなく、配管や設備の古いスペックをサプライヤーに送信するミスを犯すこともなく、すべてのリスト、データシート、図面、3Dモデルが同期された実世界の設備資産のデジタル版の「デジタルツイン」上でて整合性が保持されます。

これにより、毎回高品質な建造物の建設、データの効率的な引渡し、調達ミスや遅延の回避、各工程でのコスト削減が可能となります。

さらにEPC 4.0は、プロジェクトの総設置コスト(TIC)にも大きな効果をもたらします。マッキンゼーの調査では、製造業の事例をもとに,投資プロジェクトのコストも最大50%削減できると推定した。

投資プロジェクトをデータ中心のプラットフォーム上で実行・管理すると、投資プロジェクトのTICを約10%削減できることがアヴィバでも確認されています。すなわち、10億ドルのプロジェクトの場合、1億ドルのコスト削減が見込めます。

EPC 4.0戦略によるコスト削減の詳細については、アヴィバのインフォグラフィックをご覧ください。

* これらのコスト削減は、プロセス設計段階での設備投資リスクの軽減、プラント設計段階でのエンジニアリング工数の30%削減、調達時の材料コストの11%削減、組立・建設時の現場労務費の10%削減、シミュレーションラーニングによる試運転時および運転開始時の安全性向上などにより達成されています。

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EPC 4.0とは、データの管理・制御、意思決定力の強化、コスト削減、遅延回避、安全な職場作りを意味します。詳しくは、「投資プロジェクトにおける生産性ギャップ-EPC 4.0戦略によるミス、リスク、遅延の削減」と題したウェビナーをご覧ください。今すぐ登録

参考資料

*Reinventing Construction - a route to higher productivity(建設を見直す-生産性向上への道のり)
McKinsey, Rice Global E&C Forum Roundtable, September 8th 2017
T.G. Jayanth, Expert – Capital Projects & Infrastructure, McKinsey & Co

*Probabilistic Assessment of Design Error Costs(設計ミスに起因するコストの確率論的評価)
Love et al., 2014

* 出典:アメリカの大手エネルギー会社

Rebecca Elgebrandtは、アヴィバのエンジニアリングビジネスのポートフォリオマーケティングを指揮しています。化学工学とマーケティングの知識を併せ持ち、10年以上プロセス業界向けのエンジニアリングソフトウェアに携わっています。企業のデジタルトランスフォーメーションをサポートして、エンジニアリング情報に隠れた価値を見出し、投資プロジェクトとその運営の利益を最大化することに情熱を注いでいます。

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