AVEVA、AI機能を追加した設備資産予知分析ソフトウェアの最新版を発表

設備資産パフォーマンスの改善およびリスク低減を支援する設備資産の予知モニタリングソフトウェアの最新版を発表
AVEVA Predictive Analyticsの最新版として、AIと機械学習を活用した設備資産の信頼性・パフォーマンス最適化におけるAVEVAの長年の実績と知見を集約

産業ソフトウェアの世界的なリーダーとしてイノベーションとサステナビリティを推進する英AVEVAは、AVEVA Predictive Analyticsソフトウェアの最新版を発表しました。今回発表した最新版は、石油、ガス、電力、化学、採掘・鉱物業および製造業における設備資産の予知モニタリングを対象に設計されたソリューションです。お客様のさらなるサステナビリティ推進やチームの生産性向上をもたらします。また同時に設備資産の最高レベルの信頼性・パフォーマンス達成を支援します。最新版へのアップデートにより、予測モデルから得られる結果の展開、検証、維持、解釈が大幅に簡易化でき、設備資産管理者はタイムリーに適切な情報に基づいた意思決定ができるようになります。

また今回追加されたモデル構築の自動化機能により、ユーザーは１つの操作で新しい予測モデルを自律的に展開できるため、予知保全ソリューションを展開してスケーリングにかかる時間を大幅に短縮し、モデル構築の際のエラー低減と一貫性を保てるようになります。

ARCアドバイザリグループのインダープリート・ショーカー（Inderpreet Shoker）氏は次のように述べています。

「市場からのプレッシャーが高まる中、産業界はオペレーションのアジリティ、レジリエンス、および収益性向上を重視しています。予知分析市場は進化を続けており、その技術により、設備資産管理者は、設備資産の信頼性とパフォーマンスを迅速に改善し、保有資産の予知モニタリングをオペレーション化できるまでになっています。またデータ、システム、およびプロセスを連携し、オペレーションやメンテナンスを担うすべてのチームがデータをもとに意思決定し、行動できるようになることは重要です。多くの企業にとって、ROI最適化に向けた予知分析タスクのスケーラビリティの確保が今後さらに重要性を増すでしょう。」

AVEVAはこれからも、市場と顧客の期待に応え、ユーザーがそれぞれ独自のアルゴリズムを組み込むことのできるソリューションを提供し続けます。これによりデータサイエンスチームは、独自のAIアルゴリズムや知的財産をAVEVAソリューションに付加して運用できます。またAVEVA PI Systemと緊密に統合し、企業は既存の産業向けソフトウェアをより有効に活用できます。

AVEVAバリューチェーン最適化部門リーダーのデービッド・ブリークリー（David Bleackley）は次のように述べています。

「データは多くの産業おいてもはや通貨のような存在です。大量のセンサーデータを有意義な情報に変換することは、有効な設備資産予知モニタリング戦略の基礎となります。AVEVA PI Systemと今回発表した最新版の予知分析ソフトウェアの融合は今まで以上に予知モニタリングプログラムの大規模なオペレーションを管理しやすくなります。AVEVAはこれからも、世界の産業分析市場を変革するイノベーティブなソリューションを提供し続けます。」