AVEVA、地球温暖化による気温上昇を1.5℃に抑えるための国際的な枠組み「Business Ambition for 1.5°C」に参加


排出量削減目標を設定し、サステナビリティのリーダーシップを加速

 

産業用ソフトウェアの世界的なリーダーとしてデジタルトランスフォーメーション(DX)およびサステナビリティを推進する英AVEVAは、Business Ambition for 1.5°Cキャンペーンへの参加を表明し、スコープ1からスコープ3のすべてのスコープにおいて、同キャンペーンに沿った排出削減目標設定を発表しました。この発表はAVEVAのロンドンオフィスにて、英国ビジネス・エネルギー・産業戦略省のクワシ・クワーテング(Kwasi Kwarteng)大臣が出席した会議にて行われました。今回の発表は、気候変動対策に対する科学的根拠に基づくもので、パリ協定の目標に沿って短期および長期目標を設定するAVEVAの姿勢をより明確します。

今回の発表について、AVEVAのCEOであるピーター・ハーウェック(Peter Herweck)は次のように述べています。「先日発表された気候変動に関する政府間パネルの報告書でも言及されているように、気候変動に対して今すぐに行動を起こさなければなりません。当社がBusiness Ambition for 1.5°Cに参加したのは、お客様のデジタル化を支援する当社の産業用ソフトウェアと日々の事業活動が危機的な気候変動の解決に深く関与していると考えているからです。お客様、パートナー、および英国政府などの主要なステークホルダーと協力し、Business Ambition for 1.5°C の方針でもあるネットゼロ経済を実現できると信じています。」

ビジネス・エネルギー・産業戦略省のクワシ・クワーテング(Kwasi Kwarteng)大臣は次のように述べています。「AVEVAのような企業が、Race to Zero(ゼロへのレース)やBusiness Ambition 1.5°Cキャンペーンに参加し、気候変動への取り組みを発表してくれたことは素晴らしいことです。国全体で2050年までに気候変動への取り組みを完了するには、各企業の協力が不可欠です。他の企業もAVEVAに賛同し、Business Ambition 1.5°Cキャンペーンへの参加を期待しています。また、先進的な技術は排出量削減に重要な役割を果たすと同時に、投資を促し、新たなグリーン雇用を創出します。さらにAVEVAが世界中の多くの顧客に対し、クリーンでグリーンなビジネスへの移行とビジネス拡大をどう支援しているかについて直接確認できたのは素晴らしいことでした。」

Business Ambition for 1.5°Cは、Science Based Targetsイニシアチブ(SBTi)が主導し、国連グローバル・コンパクトWe Mean Businessが連携した世界規模の取り組みで、地球の気温上昇を産業革命前に比べ1.5℃以内に抑え、私たちの社会、経済、自然界への取り返しのつかないダメージを防ぐことを目指しています。この目標達成には、2030年までに温室効果ガスの排出量を半減させ、2050年までに世界全体の排出量をネットゼロにしなければなりません。これまでに、時価総額が13兆ドルを超える600社以上の企業が、Business Ambition for 1.5°Cの取り組みに参加しており、この参加が企業の気候変動対策を示す代表的な指標として知られています。

ハーウェックはまた次のように述べています。「目標達成は容易ではありません。しかし、オフィス全体でのエネルギー削減対策の実施、再生可能エネルギーの調達、サプライヤーやお客様との気候変動対策などをうまく組み合わせ、全体の温室効果ガスの排出量を大幅に削減できると確信しています。当社では再生可能エネルギーの調達に積極的に取り組んでおり、ロンドン、ケンブリッジ、チェスターフィールド、マンチェスターなど、英国内の施設の大部分はクリーンな電力で稼働しています」。また米国では、レイクフォレスト、サンレアンドロ、カールスバッドにあるAVEVAのカリフォルニア施設がすでにグリーンタリフ(グリーン料金メニュー)に切り替えています。

AVEVAのソフトウェアソリューションは、当社自身の再生可能エネルギー利用を促進するだけでなく、世界中のお客様が脱炭素化に取り組み、ネットゼロ・エミッション経済への移行を支援します。エネルギー節約、排出量の監視と削減、原材料の効率化、廃棄物の削減、サプライチェーンの最適化を実現し、より持続可能な産業へ転換を目指します。

AVEVAはすでに、BSR国連グローバル・コンパクト、Renewable Energy Buyers Alliance(REBA)などを含め、気候変動問題に関するさまざまな取り組みに参加しています。今回Business Ambition for 1.5°Cに参加し、UNFCCCのRace to Zeroにも参加できることを大変嬉しく思っています。

Business Ambition for 1.5°Cへの参加は、11月に開催されるCOP26に先立ち、Business Ambition for 1.5°C 準拠のビジネスモデルが実現可能であるというAVEVAの考えを示すものです。また、ネットゼロ化を推進させつつ、バリューチェーン全体のステークホルダーと協力して次世代のために地球を保護するというAVEVAの姿勢も反映しています。

アヴィバについて
AVEVAは、デジタルトランスフォーメーションとサステナビリティを推進する産業用ソフトウェアのグローバルリーダーです。データ、情報、人工知能(AI)の力を人の洞察力と結びつけ、企業や組織の新たな価値創出に貢献します。これをパフォーマンス・インテリジェンスと呼んでいます。またAVEVAはこれをパフォーマンスインテリジェンスと呼び、当社の包括的なポートフォリオで20,000以上の企業がよりスマートなエンジニアリング、より優れたオペレーション、そして持続可能な効率性を手に入れています。また世界中の 5,500 社のパートナーと 5,700 人の認定開発者による信頼性の高いエコシステム通し、お客様をサポートしています。AVEVA は本社を英国ケンブリッジに置き、世界 40 カ国以上、90 カ所の拠点に 6,500 人の従業員を擁しています。詳細は https://www.aveva.com/ja-jp/をご覧ください。

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