東洋エンジニアリング、データセントリックエンジニアリング業務変革にAVEVA Unified EngineeringとAVEVA Asset Information Managementを採用


東洋エンジニアリング、データセントリックエンジニアリング業務変革にAVEVA Unified EngineeringとAVEVA Asset Information Managementを採用

エンジニアリングプロセス変革によりEPCのデジタルトランスフォーメーションを促進、2025年までに生産性を6倍に

 

産業用ソフトウェアの世界的なリーダーとしてデジタルトランスフォーメーション(DX)および持続可能性を推進する英AVEVAの日本法人であるAVEVA株式会社(本社:東京都港区、VP、日本統括:小暮 正樹、以下AVEVA)は、東洋エンジニアリング株式会社(本社:千葉県習志野市、取締役社長:永松 治夫、以下TOYO)が、EPCプロジェクト遂行のデジタル化を目指し、AVEVA Unified EngineeringとAVEVA Asset Information Management等を活用したエンジニアリングデータ統合プラットフォームの構築、実証を完了し、プロジェクト遂行においてシステム導入を行うと発表しました。

TOYOでは、お客様のニーズに迅速かつ柔軟に対応するため、2019年7月にDXoT(Digital Transformation of TOYO)推進部を設置し、既存の業務プロセス変革によるDXoTを完遂し、2025年度までに生産性6倍を目標としています。

なかでも同社のエンジニアリング部門では、EPC(設計・調達・建設工事)に掛かる工数の従来比半減を目標としており、その基幹システムとなる本統合プラットフォーム開発を始めとしたさまざまな業務およびシステムの改革を推進しております。本統合プラットフォームの活用により、図書や情報の受け渡しによるプロセス管理から、信頼できる唯一の情報源としたレポジトリ管理が可能となり、ドキュメント中心の業務からデータ中心(データセントリック)の業務変革が加速していきます。さらに、プロジェクト、サプライチェーン、工事の各部門が管理するデータとの統合管理によるEPCプロジェクト全体のDX化の取り組みも進めています。

EPCプロジェクト全体のDX推進には、EPCで使用する多くのシステムとの連携・統合が必要となります。AVEVA以外の他社製品とのオープンな連携が可能であることを評価し、AVEVA Unified Engineering、AVEVA Asset Information Management を中心とした製品群を選択するに至りました。AVEVAのAVEVA Unified EngineeringはE3DおよびP&IDなどを含む統合エンジニアリング設計ソリューションです。

AVEVA Asset Information Managementは設備資産情報を一元管理し、その情報を設計からオペレーション、メンテナンスまでプラントライフサイクル全般にわたり、設備情報をさまざまなユーザーがタグ付けされ、コンテキスト化した情報として活用いただけます。今回導入した製品は以下の通りです。

東洋エンジニアリング株式会社 エンジニアリング・技術統括本部 DXエンジニアリング部長 津田真也氏は次のように述べています。「これまでは、EPCプロジェクトごとに、エンジニアリングツールの導入とそのサポートという形でAVEVAから協力をいただいておりましたが、本開発においては、当社の基幹システムの開発・導入プロジェクトのメンバーとしても参画していただきました。プロジェクト全体を通じて、ツールの構成や導入面だけではなく、運用面においても、これまでのAVEVAグローバルでの経験・知見に基づいたアドバイスや、重要な開発要件であるデータハンドオーバーに関する国際標準の知見も共有いただき、無事に開発を成功させることが出来ました。引き続きAVEVAの支援で、生産性6倍の達成に向けて、更なる高機能化に取り組んでまいります。」

AVEVA株式会社 VP, 日本統括 小暮正樹は次のように述べています。「TOYOのTOYO Data Centricへの取り組みは2019年からスタートしており、 Data Centricの考え方を深く理解しながら全体構想として進めている画期的なケースです。明確なビジョンと包括的な視点を含むこのプロジェクトはあらゆる業界と分野で情報活用促進の鍵となるでしょう。AVEVAはDXoTの中長期的な計画の中核であるこの取り組みを技術だけでなく、サポート面でも緊密に連携をとりながら支援してまいります。」

TOYOでは今後、本統合プラットフォームをエンジニアリングの標準基盤ツールとして活用し、海外の設計拠点でも活用できるようにグローバル展開を加速させていきます。また、データ中心の業務変革における想定効果をグローバルで標準化し、KPIでモニタリングし、PDCAを回し、想定効果を達成していく計画です。

 

AVEVA について

AVEVA は、産業用ソフトウェアのグローバルリーダーとして、独創的なソリューションで適切に世界中の資源の有効活用をサポートしています。AVEVAの安全な産業用クラウドプラットフォームとアプリケーションを利用することで、企業は自社の情報を活用するだけでなく、お客様、サプライヤー、パートナーとのコラボレーションを強化できます。

100カ国以上で20,000以上の企業が、安全で信頼性の高いエネルギー、食品、医薬品、インフラストラクチャなどの生活必需品を提供するために、AVEVA を活用しています。AVEVA は、人、信頼性の高い情報、AI のインサイトを結びつけ、企業がよりスマートなエンジニアリング、適切な経営、持続可能な価値の創出を支援しています。Fast Company 誌により世界で最も革新的な企業の1社に選出され、オープンなソリューションと、世界中の6,400人以上の従業員、5,000社のパートナー、5,700人以上の認定開発者の専門知識を活かし、お客様をサポートします。世界中で事業を展開するAVEVAは 、英国ケンブリッジに本社を置きロンドン証券取引所に上場し、FTSE 100の構成銘柄にも選ばれています。
詳細は https://www.aveva.com/ja-jp/をご覧ください。


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